連判(読み)れんぱん

デジタル大辞泉の解説

れん‐ぱん【連判】

[名](スル)《「れんばん」とも》1通の文書に複数の人が並べて自署し、判を押すこと。連印。「連判して誓う」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

連判【れんぱん】

文書の差出者が複数で署している場合,これを連判,連署という。多人数が一致契約する場合,すなわち一揆(いっき)の団結(一揆契状)や訴等に用いる。紙をつぎたして連名する場合,また連判者間の地位の上下がないことを表すためや,主謀者を隠蔽するために円のまわりに放射状に連署する場合(傘(からかさ)連判)等がある。
→関連項目霞ヶ浦四十八津町触

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

れんぱん【連判】

1通の文書に2名以上の者が連名で署名をし,花押あるいは印を据えること。〈れんばん〉とも読む。類似の語に連署があるが,これは必ずしも花押・印を伴わず署名のみのときにも用いられる。また連署の呼称は奈良時代より見え,近世に及ぶが,連判は主として中世以後用いられた。連判をする人が少ないときは同一線上に連ねるが,多人数のとき,また文書によって上下2段に分けて書かれる。2段書きの例としては,平安後期の政所下文(くだしぶみ)や院庁下文にみえ,別当より四位以上の家司は上段に,五位以下の者は下段に署名する。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

れんばん【連判】

( 名 ) スル
〔「れんぱん」とも〕
二人以上の人が署名して判を押すこと。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

今日のキーワード

夏至

二十四節気の一つであるが,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) の四季の中央におかれた中気。夏至は太陰太陽暦の5月中 (5月の後半) のことで,太陽の黄経が 90°に達した日 (太陽暦の6月 ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

連判の関連情報