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合成酵素連鎖反応法(読み)ゴウセイコウソレンサハンノウホウ

デジタル大辞泉の解説

ごうせいこうそ‐れんさはんのうほう〔ガフセイカウソレンサハンオウハフ〕【合成酵素連鎖反応法】

PCR法

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

合成酵素連鎖反応法【ごうせいこうそれんさはんのうほう】

DNAの目的とする一部分を大量に作り出す方法。PCR(polymerase chain reaction)法ともいう。DNAを合成する酵素であるDNAポリメラーゼは,プライマーと呼ばれるDNA断片がないと活動しないという性質を利用している。まず,目的とするDNA部分の前後それぞれに相補的に対応するプライマーを大量に合成する。次にこの2種類のプライマーをサンプルとなるDNAに大量に加え,加熱して1本鎖とする。温度を下げるとプライマーが,目的とするDNAの前後に結合。少し温度を上げるとDNAポリメラーゼが働き,ほぐれた2本のDNAそれぞれの前後のプライマーの間に,目的とするDNAのコピーを合成させる。つまり,この時点で目的とするDNAの数は2倍。この作業を繰り返すことで,目的とするDNAは指数関数的に増えていくことになる。1988年に実用化され,遺伝病の診断,DNA鑑定などさまざまな領域で活用されている。→遺伝子工学バイオテクノロジー

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