デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉川元長」の解説 吉川元長 きっかわ-もとなが 1548-1587 戦国-織豊時代の武将。天文(てんぶん)17年生まれ。吉川元春(もとはる)の長男。安芸(あき)(広島県)日野山城主。永禄(えいろく)8年(1565)出雲(いずも)(島根県)尼子氏の富田(とだ)城を攻撃して以来,毛利氏の中国地方制覇戦にしたがう。豊臣秀吉の命で四国,九州に転戦し,天正(てんしょう)15年6月5日日向(ひゅうが)(宮崎県)都於郡(とのこおり)で病死。40歳。書をこのみ和歌にも長じた。初名は元資(もとすけ)。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例