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吉志舞 きしまい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

吉志舞
きしまい

『吉師部楽 (きしのべのがく) 』ともいう。雅楽の曲名。儀式楽の一つ。神功皇后が征韓から帰ったとき,安倍氏の祖先が奏した楽で,その後代々安倍氏の司るものとなったと伝えられる。

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デジタル大辞泉の解説

きし‐まい〔‐まひ〕【吉志舞】

大嘗会(だいじょうえ)に代々の安倍氏が奉仕した歌舞。闕腋(けってき)の打掛(うちかけ)に甲冑(かっちゅう)をつけ、楯(たて)・戟(げき)を持って舞う。中世には廃絶した。吉師部(きしべ)の楽(がく)。楯伏舞(たたふしのまい)。楯節舞(たたふしのまい)。

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大辞林 第三版の解説

きしまい【吉志舞】

古代、大嘗会だいじようえの際に行われた儀式舞踊の一。戦闘を表した舞で、舞人は武装し、鉾ほこをとって舞う。代々、安倍氏がこれにあたった。吉師部きしべの楽。楯節ただふしの舞。

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世界大百科事典内の吉志舞の言及

【阿倍氏】より

…なお平安時代中期の有名な陰陽家安倍晴明は御主人の系統に連なると言われる。阿倍氏にはまた大嘗祭に吉志舞(きしまい)を奏するという特殊な職務がある。吉志舞は新羅の服属儀礼を芸能化したものと言われ,難波吉士らの間に伝えられたと思われるが,阿倍氏がこれを統率するようになった後,みずから奏するようになったのであろう。…

※「吉志舞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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