デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉良仁吉」の解説 吉良仁吉 きらの-にきち 1839-1866 幕末の侠客(きょうかく)。天保(てんぽう)10年生まれ。郷里の三河(愛知県)吉良に勢力をはる。荒神山の喧嘩(けんか)のとき,義兄弟の神戸長吉(かんべの-ながきち)に加勢。清水次郎長一家の応援をえて穴太徳(あのうとく)勢になぐりこんだが傷つき,慶応2年4月8日死亡。28歳。義理に殉じた男の典型として講談で紹介され,庶民の人気者となった。姓は太田。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by