吉賀町(読み)よしか

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「吉賀町」の意味・わかりやすい解説

吉賀〔町〕
よしか

島根県南西部,高津川上流である吉賀川流域に広がる町。冠山山地の西側に位置し,東端冠山北端を安蔵寺山 (1263m) ,西端を莇ケ岳 (あざみがたけ。 1004m) に囲まれた山間地域。 2005年柿木村と六日市町が合体し吉賀町となった。かつて宿場町として栄え,吉賀地方と呼ばれたことが町名の由来。耕地は少なく林業が中心だが,高冷地野菜の栽培も行なう。古くから水源に恵まれ,稲作が盛ん。北部の大井谷棚田も知られる。江戸後期の民家をそのまま残した旧道面家住宅は国の重要文化財に指定。東部西中国山地国定公園に属する。国道 187号線が通じ,中国自動車道のインターチェンジがある。面積 336.50km2。人口 6077(2020)。

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日本歴史地名大系 「吉賀町」の解説

吉賀町
よしかちよう

2005年10月1日:鹿足郡柿木村六日市町合併
【柿木村】島根県:鹿足郡
【六日市町】島根県:鹿足郡

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