吉野ヶ里歴史公園(読み)ヨシノガリレキシコウエン

  • よしのがりれきしこうえん〔レキシコウヱン〕

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

佐賀県神埼市(かんざきし)と神埼郡吉野ヶ里町にまたがる吉野ヶ里遺跡の保存と活用を目的とする国営公園。吉野ヶ里遺跡は弥生(やよい)時代の遺跡で、1991年(平成3)5月に国の特別史跡になっている。1992年に閣議決定で国営公園の設置が計画され、その周囲にも遺跡の環境保全を目的とする県立公園の設置が計画された。国営公園の計画面積は54ヘクタール、県立公園の計画面積は63ヘクタールで、総面積は117ヘクタールである。国土交通省と佐賀県により整備事業が続けられ、2001年(平成13)に公園の一部が開園、2013年3月の時点で、国営公園約49.3ヘクタール、県立公園約35.4ヘクタール、計約84.7ヘクタールが開園している。
 公園は歴史公園センターやレストランのある「入口ゾーン」、古代の人々が暮らしていたと思われる地域の「環壕集落ゾーン」、レクリエーション地域の「古代の原ゾーン」、弥生時代の植生を再現した森や、発掘された甕棺(かめかん)墓で復元された甕棺墓列がある「古代の森ゾーン」の四つに分かれている。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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