同風(読み)ドウフウ

デジタル大辞泉 「同風」の意味・読み・例文・類語

どう‐ふう【同風】

同じ風習。また、同一の風俗になること。
天下の人を―一俗にせん事を」〈中村訳・自由之理

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精選版 日本国語大辞典 「同風」の意味・読み・例文・類語

どう‐ふう【同風】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 同じ風習。また、天下が統一されて同じならわしになること。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「天下の人を同風一俗にせん事を務むるにては」(出典:自由之理(1872)〈中村正直訳〉三)
    2. [その他の文献]〔漢書‐王吉伝〕
  3. 同じさま。同じおもむき、風格
    1. [初出の実例]「雪峰写出同風句、塗抹還如水墨龍」(出典空華集(1359‐68頃)二・次韻寄呈定山和尚)
    2. [その他の文献]〔曹植‐与楊徳祖書〕

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普及版 字通 「同風」の読み・字形・画数・意味

【同風】どうふう

風調がならぶ。漢・班固両都の賦の序〕孝の世、論じて之れをす。蓋(けた)し奏する。而る後大炳焉(へいえん)として三代と風を同じうす。

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