デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「名和清左衛門」の解説 名和清左衛門 なわ-せいざえもん ?-1717 江戸時代前期-中期の講釈師。京都の人。元禄(げんろく)5年江戸にでる。13年町奉行の許しで浅草見付に小屋をたて,「太平記評判秘伝理尽鈔(りじんしょう)」をよんだ。小屋は「太平記講釈場」とよばれ,寄席の始まりとされる。名和長年の子孫といわれ,本姓をはばかり赤松とも名のった。享保(きょうほう)2年死去。通称は見付清左衛門。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例