吐哺握髪(読み)トホアクハツ

精選版 日本国語大辞典 「吐哺握髪」の意味・読み・例文・類語

とほ‐あくはつ【吐哺握髪】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「吐哺」は口の中にあるものをはき出す、「握髪」は髪の毛を握るの意。周公が、賢者訪問を受けたときは、食事中や洗髪中でも、口中のものをはき出し、あるいは洗いかけの髪の毛を握って、即座に出迎えたという「韓詩外伝‐巻三」「史記‐魯周公世家」の故事から ) 政務にたずさわる者が人の意見を重んじ施政に心を砕くこと。また、すぐれた人間を失うのを恐れることのたとえ。握髪吐哺(あくはつとほ)
    1. [初出の実例]「正に吐哺握髪の礼を払って、学芸に携わる人々を迎え」(出典:ガーター勲章について(1950)〈渡辺一夫〉)

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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