向太后(読み)しょうたいこう(その他表記)Xiang-tai-hou; Hsiang-t`ai-hou

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「向太后」の意味・わかりやすい解説

向太后
しょうたいこう
Xiang-tai-hou; Hsiang-t`ai-hou

[生]慶暦6(1046).河内
[没]建中靖国1(1101).1.13. 開封
中国,北宋の第6代皇帝神宗皇后。河内 (河南省) の人。宰相向敏中の曾孫。治平3 (1066) 年安国夫人に封じられ,神宗が即位すると皇后となった。神宗の死後哲宗に次いで第8代徽宗が位につくと摂政として旧法 (→旧法党 ) を行なった。

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世界大百科事典(旧版)内の向太后の言及

【徽宗】より

…母はその侍御陳氏。兄の第7代皇帝哲宗の病死後,向太后(しようたいこう)(神宗の皇后)の支持をうけて帝位についた。太后摂政中は,新(革新政策),旧(保守政策)を折衷した政治を行ったが,太后が没して親政すると,父神宗の断行した新法を採用した。…

※「向太后」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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