向風(読み)きょうふう

精選版 日本国語大辞典「向風」の解説

きょう‐ふう キャウ‥【向風】

〘名〙
① 風に向かうこと。こうふう。
※明衡往来(11C中か)下末「金埒閑馬之間。驊騮相競。向風半漢。周穆八駿」 〔曹丕‐雑詩其一〕
② 偉人、先人、目上の人などを仰ぎ慕うこと。感化されること。こうふう。

むかい‐かぜ むかひ‥【向風】

〘名〙
① 進んでいく前方から吹いてくる風。進行方向から吹いてくる風。逆風。⇔追い風
※平家(13C前)一一「むかひ風に渡らんと云はばこそひが事ならめ」
② 船の進む方向と反対に吹く風。逆風。⇔追い風

こう‐ふう カウ‥【向風】

むこう‐かぜ むかふ‥【向風】

〘名〙 =むかいかぜ(向風)日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

緑酒

〘名〙 緑色の酒。よい酒。うまい酒の色としていう。※菅家文草(900頃)五・雨晴対月「緑酒猶催醒後盞、珠簾未レ下暁来鈎」※一高寮歌・嗚呼玉杯に花うけて(1902)〈矢野勘治〉「嗚呼玉杯に花うけて 緑酒...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android