吟魂(読み)ぎんこん

精選版 日本国語大辞典 「吟魂」の意味・読み・例文・類語

ぎん‐こん【吟魂】

  1. 〘 名詞 〙 詩人霊魂。また、うたごころ。詩ごころ。詩情詩魂。吟情。
    1. [初出の実例]「一朶梅花何処村、暗香踈影入吟魂」(出典:羅山先生詩集(1662)七〇・墨梅六首)
    2. [その他の文献]〔全唐詩話‐僧可止〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「吟魂」の読み・字形・画数・意味

【吟魂】ぎんこん

詩人の心。その霊。唐・斉己賈島旧居を経〕詩 (も)し吟魂の在るらば 應(まさ)に夜魄(夜気、また、月)に隨ひて廻(めぐ)るべし

字通「吟」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android