吹い子(読み)ふいご

精選版 日本国語大辞典 「吹い子」の意味・読み・例文・類語

ふい‐ご【鞴・吹子・吹革】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「ふいごう(鞴)」の変化した語 ) 火をおこすのに用いる送風器。古代から金属精錬加工に使用。革袋に始まり、長方形の箱に気密にとりつけたピストンを往復させて風を押し出す日本固有のものや、手風琴形のものなどがある。ふいがわ。ふきがわ。→たたら。〔羅葡日辞書(1595)〕
    1. 鞴<b>①</b>〈歓喜天霊験記〉
      〈歓喜天霊験記〉
  3. ( 「ふいごまつり(鞴祭)」の略 ) =ふいごうまつり(鞴祭)
    1. [初出の実例]「霜月十五日八日は火焼(フイゴ)」(出典洒落本・よるのすかかき(1764‐72頃))

ふい‐ごう‥がう【鞴・吹子・吹革】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ふきがわ(吹皮)」の変化した語 ) =ふいご(鞴)
    1. [初出の実例]「鉄のある山について、ふいかうを立て、鍛冶をするぞ」(出典:史記抄(1477)一九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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