呂調(読み)リョチョウ

デジタル大辞泉 「呂調」の意味・読み・例文・類語

りょ‐ちょう〔‐テウ〕【呂調】

雅楽で、呂旋法に基づく調子六調子うち壱越いちこつ調双調そうじょう太食たいしき調。呂。⇔律調

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精選版 日本国語大辞典 「呂調」の意味・読み・例文・類語

りょ‐ちょう‥テウ【呂調】

  1. 〘 名詞 〙 雅楽で、呂旋音階に基づいた調子。六調子のうちの壱越(いちこつ)調・双調大食調。律調に対していう。
    1. [初出の実例]「呂調のものは律に反して謡いおさめるという約束があった」(出典:古典と現代文学(1955)〈山本健吉〉抒情詩の運命)

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