デジタル大辞泉 「和布刈の神事」の意味・読み・例文・類語 めかり‐の‐しんじ【和=布刈(り)の神事】 山口県下関市の住吉神社と、福岡県北九州市の和布刈神社で、陰暦の大晦日おおみそかから元旦にかけて行われる神事。夜中の干潮時に神官が海に入ってワカメを刈り取り、神前に供える。《季 冬》 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「和布刈の神事」の意味・読み・例文・類語 めかり【和布刈】 の 神事(しんじ) 福岡県北九州市の和布刈神社および山口県下関市の住吉神社で毎年旧暦大晦日の夜半から元日の未明にかけて、干潮になると神官が松明(たいまつ)をともして海にはいり、海底の若布一ふさを刈り取って、元日の朝、神前に供える神事。めかり。《 季語・冬 》和布刈の神事〈摂陽奇観〉[初出の実例]「長門国はやともの明神につかへ申神職の者にて候。扨も当社において、御さいさまさま御座候中にも、十二月みそかの御神事をばめかりの御神事と申候」(出典:光悦本謡曲・和布刈(1539頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例