和平建国綱領(読み)わへいけんこくこうりょう(その他表記)He-ping jian-guo gang-ling

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「和平建国綱領」の意味・わかりやすい解説

和平建国綱領
わへいけんこくこうりょう
He-ping jian-guo gang-ling

1946年1月 31日,中国の国民党共産党および民主諸党派が重慶で開いた政治協商会議で可決された5つの決議の一つ。抗日戦争終了後の中国の和平建設にあたり,基本的な政策を示したもの。内容は,(1) 総則,(2) 人民権利,(3) 政治,(4) 軍事,(5) 外交,(6) 経済,財政,(7) 教育,文化,(8) 善後救済,(9) 在外華僑に関する事業の9章から成る。ここには多くの民主的な政策が盛込まれていたが,国民党は,この綱領およびその他の政治協商会議を破棄して,全面的内戦を開始した。

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