唐土草(読み)モロコシソウ

デジタル大辞泉 「唐土草」の意味・読み・例文・類語

もろこし‐そう〔‐サウ〕【唐土草】

サクラソウ科多年草暖地山地や海岸付近に自生。高さ20~50センチ。葉は両端がとがり、互生する。初夏黄色い花を下向きに開く。花びらは深く5裂している。実は球形灰白色。やまくねんぼ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「唐土草」の意味・読み・例文・類語

もろこし‐そう‥サウ【唐土草】

  1. 〘 名詞 〙 サクラソウ科の多年草。本州中部以西、四国九州沖縄台湾低山に生える。高さ三〇~六〇センチメートル。葉は互生し披針形。五~六月、葉腋から細長い花柄を伸ばし、下向きに黄色の五弁花を一個つける。果実は球形の蒴果で灰白色。やまくねんぼ。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「唐土草」の解説

唐土草 (モロコシソウ)

学名Lysimachia sikokiana
植物。サクラソウ科の多年草,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android