啄む(読み)ツイバム

精選版 日本国語大辞典 「啄む」の意味・読み・例文・類語

つい‐ば・む【啄】

  1. 〘 他動詞 マ行五(四) 〙 ( 「つきはむ(突食)」の変化した語。古くは「ついはむ」 ) 鳥がくちばしで物をつついて食う。つつきたべる。〔十巻本和名抄(934頃)〕
    1. [初出の実例]「烏、母雞を啄(ツイハム)、双べる眼枯れぬ」(出典:白氏文集天永四年点(1113)四)
    2. 「あな痛し、児は妖怪に銜(ツイバミ)去られけんと猜(すい)しながら」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む