デジタル大辞泉 「問頭」の意味・読み・例文・類語 もん‐とう【問頭】 古代の大学寮で、諸道の得業生とくごうしょうなどに課された官吏登用試験の試験官。問者もんじゃ。問頭博士。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「問頭」の意味・読み・例文・類語 もん‐とう【問頭】 〘 名詞 〙 令制で、諸道の得業生などに課せられた官人登用試験の試験官。各道出身の式部省官人(輔など)が当たったが、人材がない場合は、受験者の指名申請により各道の博士や他の官司の成業の人が当たることもあった。問者。問頭博士。[初出の実例]「使部置二筆硯於貢人前一。卿若輔自二脩問頭一。〈略〉命二史生一授之」(出典:延喜式(927)一九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例