器識(読み)きしき

精選版 日本国語大辞典 「器識」の意味・読み・例文・類語

き‐しき【器識】

  1. 〘 名詞 〙 器量見識才能卓見
    1. [初出の実例]「臣等智効罕施、器識庸微」(出典日本後紀‐延暦二三年(804)六月甲子)
    2. 「尤も度量の広大にして器識せばからずと可云也」(出典:山鹿語類(1665)二一)
    3. [その他の文献]〔晉書‐張華伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「器識」の読み・字形・画数・意味

【器識】きしき

人物と見識。晋・袁宏〔三国名臣序賛〕中(袁渙)はにして、純素なり。貞にして諒(我執)ならず、にして能く固なり。

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