コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

嚢腫 のうしゅ cystoma

3件 の用語解説(嚢腫の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

嚢腫
のうしゅ
cystoma

嚢状腺腫あるいは嚢胞腺癌ともいう。排泄管のない腺管内に腺上皮から多量に分泌されたものがたまって,腺が拡大して嚢状となった腺腫あるいは腺癌の一種をいう。中隔によって分けられた多房性嚢腫と,単一の大きい単房性嚢腫がある。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

のう‐しゅ〔ナウ‐〕【×嚢腫】

良性腫瘍(しゅよう)の一種。腺組織の腫瘍のため、腺管の出口がふさがれて袋のようになり、中に多量の液体がたまったもの。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

嚢腫
のうしゅ

腫瘍(しゅよう)は病理学的に、良性上皮性腫瘍、良性非上皮性腫瘍、悪性上皮性腫瘍、悪性非上皮性腫瘍に分類されており、悪性上皮性腫瘍は癌(がん)(癌腫)を、悪性非上皮性腫瘍は肉腫を意味している。良性上皮性腫瘍には通常、乳頭腫、腺(せん)腫、嚢腫が含まれているが、嚢腫は腺腫の亜型であって、分泌物の貯留(ちょりゅう)によって腺管が拡張してふくろ状になったものの総称である。嚢腫の内面を覆っている細胞は本来、腺腫の上皮細胞で、立方状、円柱状、線毛状などであるが、腔(くう)の拡大と貯留液の圧迫によって一般に扁平(へんぺい)化するが、逆に増殖、ことに乳頭状に増殖して認められることもある。嚢腫は、ふくろ状に拡大した腔の数によって単胞性嚢腫と多胞性嚢腫に、貯留している液の性状によって漿液(しょうえき)性嚢腫、類膠質(こうしつ)(コロイド)嚢腫、偽粘液嚢腫などに分類されている。嚢腫は卵巣にもっとも好発するもので、種々の大きさを呈し、ときには腹腔を充満するような巨大なものもある。[渡辺 裕]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

嚢腫の関連キーワード甲状腺腫眼球突出性甲状腺腫膠質性甲状腺腫甲状腺腫誘発性膠様甲状腺腫コロイド甲状腺腫腺腫様甲状腺腫地方病性甲状腺腫プロピルチオウラシル濾胞腺癌

今日のキーワード

信長協奏曲(コンツェルト)

石井あゆみによる漫画作品。戦国時代にタイムスリップした現代の高校生が病弱な織田信長の身代わりとして生きていく姿を描く。『ゲッサン』2009年第1号から連載開始。小学館ゲッサン少年サンデーコミックス既刊...

続きを読む

コトバンク for iPhone

嚢腫の関連情報