四方八方(読み)シホウハッポウ

デジタル大辞泉 「四方八方」の意味・読み・例文・類語

しほう‐はっぽう〔シハウハツパウ〕【四方八方】

あらゆる方面。「うわさ四方八方に広がる」
[類語]四方八方津津浦浦到る所どこもかしこも

よも‐やも【四方八方/四面八面】

しほうはっぽう。諸方
「名、―にけり」〈欽明紀〉

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精選版 日本国語大辞典 「四方八方」の意味・読み・例文・類語

しほう‐はっぽうシハウハッパウ【四方八方】

  1. 〘 名詞 〙 あらゆる方面。あちらこちら。諸方。四方八面四隅八方。四旁八面。
    1. [初出の実例]「ちまたのみちが四方八方どちゑもとおる心ぞ」(出典:玉塵抄(1563)一五)

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四字熟語を知る辞典 「四方八方」の解説

四方八方

あらゆる方向、方面。あちらこちら。

[使用例] 教壇に立って四方八方から顔を見られると[中勘助*銀の匙|1913~15]

[使用例] いずれにしても夫の気持ち一つで四方八方がまるく収まるだろうに、という気さえするのでした[太宰治人間失格|1948]

[解説] 「四方」は東西南北の四つの方向。「八方」は四方に四隅、すなわち、北東北西南東南西を加えたもの。

[類語] ほうはちめん

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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