日本歴史地名大系 「四谷伊賀町」の解説 四谷伊賀町よつやいがまち 東京都:新宿区旧四谷区地区四谷伊賀町[現在地名]新宿区若葉(わかば)二丁目・須賀町(すがちよう)・三栄町(さんえいちよう)甲州道中を隔てて計八ヵ所に分在する町屋。南側の五ヵ所を南伊賀(みなみいが)町(現若葉二丁目・須賀町)、北側の三ヵ所(現三栄町)を北伊賀町とも俗称した。南側の最も大きな町屋は四谷伝馬(よつやてんま)町二丁目の南に位置し、南は東福(とうふく)院、東は武家地、西は武家地・法蔵(ほうぞう)寺など。間数は東西は南の方で六四間余、北の方で七五間、南北は東の方で六二間余、西の方は一三間、中ほどは五六間。この町屋の西方、法蔵寺の西にある町屋は東西五〇間、南北は東の方で九間余、西が八間余。西は先手組屋敷、南は長田氏・西田氏の屋敷。両氏の屋敷を挟んでこの町屋の南にある町屋は東西三六間、南北は東の方で二三間、西が二二間余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by