四重(読み)シジュウ

精選版 日本国語大辞典 「四重」の意味・読み・例文・類語

し‐じゅう‥ヂュウ【四重】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 四つかさなること。
  3. しじゅうざい(四重罪)」の略。
    1. [初出の実例]「僧祇の物を盗み、五逆の罪を作り、四重の過がを犯せらむ者のも〈略〉当に必仏を見奉る可し」(出典:観智院本三宝絵(984)序)
  4. 声明(しょうみょう)平家琵琶などで、初重(しょじゅう)から数えて四番目の音域普通三重(さんじゅう)が最高。
    1. [初出の実例]「声に四重有る時は、三重を乙とつくる也」(出典:申楽談儀(1430)祝言の音曲)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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