回縁(読み)まわりぶち

精選版 日本国語大辞典 「回縁」の意味・読み・例文・類語

まわり‐ぶち まはり‥【回縁】

〘名〙 天井(てんじょう)の回りと壁の接する所に取りつける横木
匠明(1608‐10)殿屋集「まわりふちと天井なけしとのあひ柱壱本」

まわり‐えん まはり‥【回縁】

〘名〙 部屋周囲の二方以上にめぐらした縁がわ。
浄瑠璃蘆屋道満大内鑑(1734)三「悋気のまはり縁(ヱン)過て御前へ出にける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android