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図書カード トショカード

2件 の用語解説(図書カードの意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

としょ‐カード【図書カード】

カードに記載されている金額の範囲内で、図書や雑誌を購入できるプリペイドカード。日本図書普及株式会社が発行しており、従来の図書券に代わり平成2年(1990)から販売開始。正式名称は全国共通図書カード

出典|小学館
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

図書カード
としょかーど
Toshocard

図書(文部科学省検定済教科書を除く書籍、雑誌)の購入に用いられるプリペイドカード(代金前払いカード、料金先払いカード)。正称(登録商標名)は「全国共通図書カード」、1990年(平成2)に商標登録。日本図書普及株式会社(東京都新宿区)が発行。ペット素材に磁気データを塗布したカードに金額などが記録されており、あらかじめ消費者が購入し、図書購入の際に代金決済のために使用する。取扱い加盟書店では、利用金額を専用の読取り機で減額処理し、カードは消費者に返され、消費者はカードの額面金額いっぱいまで繰り返し利用できる。取扱い店は全国約1万1000店(2005)。全国の取扱い書店で常時販売されている「一般図書カード」と、個人や法人がオリジナルで注文製作できる「注文製作カード(オリジナル図書カード)」の2種類がある。[編集部]

図書券から図書カードへ

1960年(昭和35)大蔵省(当時)から全国共通図書券の発行認可が下り、「本の商品券」として図書券が誕生、同年全国の加盟店数3297店で供用が開始された。図書券事業は、「読書普及」という理念を掲げた出版界(書店、出版販売会社、出版社など)の共同事業として立ち上げられ、その運営管理会社として日本図書普及株式会社が創立された。1967年「全国共通図書券」を商標登録。図書券は、祝儀用、贈答用などを中心に広く社会に普及した。1988年「図書券プリペイドカード化研究委員会」を設置。1989年(平成1)「前払式証票(まえばらいしきしょうひょう)の規制等に関する法律」が、従来の商品券取締法を全面改正して制定され、翌90年施行。同90年には、「全国共通図書カード」の発行が開始され、カード読取り機が設置された全国1600店で取扱いが始まった。2004年には、全国の書店数約1万8000店のうち、図書カード読取り機設置店数は9391店となる。04年度の図書券発行額は約480億円、図書カード発行額は約230億円。利便性や精算業務の電子決済化による合理性、カード化による新しい市場の開拓などから、紙媒体から磁気データ媒体への移行が推進され、2005年9月末で図書券の発行は終了、同10月1日をもって「全国共通図書カード」へと統合された。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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