国佐(読み)くにすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「国佐」の解説

国佐(初代) くにすけ

?-? 江戸時代前期の刀工
広島藩主浅野家の刀匠則房(のりふさ)の門人慶安ころ師則房の養子となったが,のち離縁,坂原弥右衛門に相州鍛冶(かじ)をまなぶ。源国佐を称し,広島で延宝(1673-81)のころまで鍛刀に従事した。姓は桑原通称は六兵衛。

国佐(3代) くにすけ

?-? 江戸時代中期の刀工。
寛延2年(1749)広島から京都へ出,3代久道(ひさみち)の門にはいる。寛政のころまで存命という。通称は金吾

国佐(2代) くにすけ

?-1752 江戸時代中期の刀工。
広島にすみ,享保(きょうほう)年中に襲名した。宝暦2年死去。初名は慶栄。通称は彦四郎

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android