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国際干渉 こくさいかんしょうinternational intervention

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

国際干渉
こくさいかんしょう
international intervention

通常,本来自主的に解決しうる国内問題 (内乱など) ,あるいは他国家との関係について,第三者である国家が単独または共同で自己の意思を強要するために介入することをいう。武力を用いる場合,外交手段で圧力をかける場合など,さまざまな形態がある。代表的な形態として,次のようなものがある。 (1) 2国間の関係に,第三者である複数の大国が外交手段で干渉した場合-1895年の三国干渉など。 (2) 革命ないし政変に対し,複数の国家が武力で反乱軍を支援して干渉した場合-1917年ロシア革命直後の列強による反革命軍支援。 (3) 革命ないし政変で,他国にとって,望ましくない政権が誕生した場合,武力干渉してその政権を打倒した場合-56年のハンガリー,68年のチェコスロバキアに対するソ連の武力干渉,65年,ドミニカに対するアメリカの武力干渉など。 (4) 内戦 (内乱) の際,他国が政府側を援助して武力介入した場合-65年以降のベトナム戦争,(5) 内戦 (内乱) の当事者双方に対して,それぞれ他国が武力援助した場合-62年イエメン内戦に対し,アラブ連合は共和国派,サウジアラビアは王党派を支援して出兵した。 (6) 他国の領土の一部に傀儡政権を樹立し独立国家と称した場合-33年日本が成立させた満州国など。

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