土砂流(読み)どしゃりゅう(その他表記)sediment flow

最新 地学事典 「土砂流」の解説

どしゃりゅう
土砂流

sediment flow

洪水流よりもかなり高濃度の土砂の流れ。集合運搬の形態をとらず,流速はマニング式などの流水公式で予測できる範囲にある(狭義)。広義には洪水流も含む。堆積構造層状を呈することが多い。土石流の後続流として流下する場合が多く,土石流よりも下流まで流下する。土石流災害なかには,この流れにより被災しているものも多い。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の土砂流の言及

【マス・ムーブメント】より


[急速な流動]
 火山灰や砂,粘土など細粒の堆積物やそれらを多く含んだ岩屑層に,降雨,融雪,地下水の湧出,火山活動などで急に多量の水が加わると,速度の大きな斜面物質の流動が起こる。物質の性質と含水量の多少によって土砂流earth flow,泥流mud flow,土石流,岩屑なだれdebris avalancheに分けられる。いずれもその発生は一時的かつ偏在的である。…

※「土砂流」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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