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流れ作業 ながれさぎょう conveyor system

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

流れ作業
ながれさぎょう
conveyor system

一定のライン (工程順序) に沿って部品の移動と組立ての作業を進め,次第に完成品にもってゆく工業生産方法。コンベヤの側面に配置された作業者が,標準化された作業方式に従って,調整された速度のコンベヤから半製品を受取り,一定の管理下工程で加工,組立てを行う。

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デジタル大辞泉の解説

ながれ‐さぎょう〔‐サゲフ〕【流れ作業】

標準化された大量の製品を生産するのに適した作業組織の一形態。製造工程の順序に従って作業員と機械を配置し、一連の作業を連続的に行って製品を完成させる方式。コンベヤーシステムなど。

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百科事典マイペディアの解説

流れ作業【ながれさぎょう】

製品または部品の生産工程順に機械と労働者を配列し,被加工品の移動と作業の進行が時間的に統制される作業組織の総称。代表的なものとしてコンベヤシステムがある。また各工程がいくつかのタクト(拍節)に分けられ,それぞれは静止したままで行われ,一定時間ごとに指揮に合わせて一斉に次のタクトに移行するタクトシステム,両者の中間的な方式で,部品が組ごとに自動的に運搬されるロットシステムなどがある。
→関連項目コンベヤ産業合理化フォード・システム

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世界大百科事典 第2版の解説

ながれさぎょう【流れ作業】

同一の製品またはサービスに対して連続的に大量の需要がある場合,生産の設備・手段を休止することなく,その製品またはサービスを連続的に大量生産する。この場合,生産の設備・手段をその製品やサービスの生産工程順に配列して流れ生産方式flow production systemを採用するのが有効である。製品や原料が石油やセメントのように流動体・集合体である場合には比較的容易に流れ生産を実施することができ,その流れ生産工程をフロープロセスflow processという。

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大辞林 第三版の解説

ながれさぎょう【流れ作業】

同一製品を大量に生産する場合、設備や材料・部品を工程順に配列し、各作業を分業で行い連続的に生産すること。 → コンベヤー-システム

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

流れ作業
ながれさぎょう

各作業が作業工程に従い、時間的な規則性で進行し、各作業工程で規則的な加工を行いつつ製品を完成させる作業組織をいう。流れ作業を編成するにあたっては、各工程の作業内容が技術的にも品質的にも安定していることが前提となる。すなわち、流れ作業の各工程での時間の変動幅が小さいほど、その工程は安定していることになり、この変動幅が大きすぎると流れ作業は編成できない。したがって、流れ作業の編成は、測定→ばらつき→改善のサイクルを繰り返すことによって、漸次、安定した流れ作業が構築される。流れ作業は流動作業を特徴とするコンベヤー・システム、節動作業を特徴とするタクト・システム、さらにそれらの中間形態に分けられる。
 流れ作業において、各工程間の余力を完全にバランスさせることは、作業条件の制約もあって困難である。バランス・ロスを可能な限り最小にさせるには、作業方法の改善、治工具の活用、半自動化などによる時間短縮などを図るが、ライン編成上のテクニックとしては、〔1〕作業(工程)の分割結合、〔2〕編成人員の増減、〔3〕ライン外作業の充実、〔4〕個人差を活用したライン編成、などが一般に考えられる。さらに流れ作業の編成に際して、工程間つなぎのくふうはとくに重要である。作業の技術的安定や生産管理水準の高低によって、コンベヤーなど、工程間に停滞する部品や製品の量は変化するので、その停滞量の変化を解析し、バッファ的機能をもたせたプール・スペースや、ハンドリングの省力化を加味した流れ作業での工程間つなぎをくふうする必要がある。[玄 光男]

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世界大百科事典内の流れ作業の言及

【アメリカ合衆国】より

…さらに20世紀に近づくと,今度は機械の作業速度に合わせて人間の標準作業量を管理するといった生産の合理化が追求されて,それまでの大量生産方法は機械と人間を組織的に管理する技術にまで進んだ。この方法は通常〈科学的管理法〉と呼ばれ,20世紀初めヘンリー・フォードにより完成された〈流れ作業〉方式とともに,今日のオートメーションにいたるアメリカ的機械技術の特徴をつくりあげた。ところで,この大量生産には当然,大量販売と消費が前提とされるが,とくに19世紀後半に拡大した国内市場は,これに適合する規格化された大衆品の市場であった。…

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