…その歌は作詞者も作曲者もわからない(あるいはわかっても誰であるかは問題にならない)ようなものが,文字や楽譜によらず,口から耳へと伝えられる。そのような歌を民謡と呼び,明治以前は,俗謡,俚謡,田舎(いなか)歌,地方歌,在郷(ざいごう)歌,巷謡,さらに古くは風俗(ふぞく),国風(くにぶり)歌などと呼ばれた。また,とくに子どもの歌う〈わらべうた〉も,広くは民謡の中に含めることができる。…
※「在郷歌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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