日本歴史地名大系 「地福村」の解説
地福村
じふくむら
東北から西南に流れる阿武川上流域に集落が点在し、東南から南にかけては
中世には地福郷とよばれており、文和元年(一三五二)八月一三日付の
また伊勢神宮の御師が守札を配布した折の付立である中国九州御祓賦帳(享禄五年分)にも「ちふくの市 いしたて四郎左衛門殿」「ちふくの三郎衛門殿」などとみえる。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
東北から西南に流れる阿武川上流域に集落が点在し、東南から南にかけては
中世には地福郷とよばれており、文和元年(一三五二)八月一三日付の
また伊勢神宮の御師が守札を配布した折の付立である中国九州御祓賦帳(享禄五年分)にも「ちふくの市 いしたて四郎左衛門殿」「ちふくの三郎衛門殿」などとみえる。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
…山口県北部,阿武郡の町。日本海に入る阿武川の上流部を占め,島根県津和野町に接する山間農村地域。1955年嘉年(かね),徳佐,地福,篠生(しのぶ),生雲(いくも)の5村が合体,改称,町制。人口9133(1995)。町役場所在地の徳佐は近世の石州街道に沿う市場町として発達した所で,現在国道9号,JR山口線が通り,阿武郡東部の中心をなす。県境の野坂火山群による堰塞(えんそく)湖盆だった徳佐盆地は県北部最大の稲作地域であり,近年は果樹栽培や酪農も盛んで,鍋倉のリンゴや長門峡付近のナシは観光農業としても成功している。…
※「地福村」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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