地蜘蛛(読み)ジグモ

デジタル大辞泉 「地蜘蛛」の意味・読み・例文・類語

じ‐ぐも〔ヂ‐〕【地蜘蛛】

ジグモ科のクモ体長約1.5センチ、暗褐色斑紋はない。樹木下部に細長い袋状の巣を地下に向かって作り、虫などを袋越しに捕らえ、巣の中へ引き入れて食べる。日本台湾などに分布穴蜘蛛土蜘蛛袋蜘蛛など別名が多い。

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精選版 日本国語大辞典 「地蜘蛛」の意味・読み・例文・類語

じ‐ぐもヂ‥【地蜘蛛】

  1. 〘 名詞 〙 クモ綱クモ目ジグモ科のクモ。体長一二~二〇ミリメートル。褐色または灰褐色。頭胸部はほぼ四角形で腹部卵形。よく発達したあごをもち、腹端に二対の紡績突起がある。呼吸は二対の書肺で行なう。樹幹、垣根石垣などのねもとに、くも糸と土砂からなる細長い袋状の巣をつくる。雄は地上をはいまわるが雌は巣中にすむ。巣の下半部だけは地中にあり、昆虫などを巣の中に引きこんで食べる。日本各地、台湾に分布。ふくろぐも。あなぐも。はらきりぐも。つちぐも。かんぺい。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「地蜘蛛」の解説

地蜘蛛 (ジグモ)

学名Atypus karschi
動物。ジグモ科のクモ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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