最新 地学事典 「地表面熱収支」の解説
ちひょうめんねつしゅうし
地表面熱収支
surface radiation budget
陸面・海面を含めた地表面における熱エネルギーの出入りに寄与する過程には,太陽からの短波放射,地面と大気の間の赤外(長波)放射,地面と大気の間の顕熱フラックス,地面から大気への蒸発散に伴う潜熱フラックス,地中との間の熱伝導などからなり,これらの差し引きを地表面熱収支という。大きく時間変化しない平衡な状態では,それらはつりあって合計がゼロとなり,地表面温度もそれに見合うように決まる。
執筆者:伊賀 啓太
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

