

(きん)。
は同量のものを鋳こんだ銅塊の形である
に従う字。それで均等・平均の意がある。金もその形に従い、もと一定量の銅塊を意味する字であった。均は土をならして平衡にすること。〔説文〕十三下に「
なるなり」とし、字を会意にして亦声とするが、
に平均の意があり、土は限定符である。
nは同声。鈞は三十斤。一定量の銅。その形や量の均しいことをいう。
▶・均役▶・均科▶・均官▶・均鑒▶・均曲▶・均慶▶・均権▶・均工▶・均行▶・均衡▶・均輸▶・均浹▶・均心▶・均斉▶・均整▶・均台▶・均攤▶・均調▶・均適▶・均糴▶・均沾▶・均霑▶・均田▶・均等▶・均同▶・均派▶・均布▶・均賦▶・均服▶・均分▶・均平▶・均弁▶・均
▶・均徭▶・均量▶・均輪▶・均和▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…各音階の主音に絶対音高である十二律の各律をあてると,5音音階なら60調,7音音階なら84調が得られる。一方,十二律の各律を基音とする1オクターブを均(きん)といい,第1律である黄鐘(こうしよう)を宮としたものを黄鐘均と呼ぶ。その宮が主音となるものとすれば黄鐘宮調すなわち黄鐘という音律を主音とする宮調音階の調が生じ,商を主音とすれば黄鐘商調すなわち太簇(たいそう)を主音とする商調音階の調を生ずる。…
…ろくろは,回転軸が垂直,水平のいずれをなすかによって竪軸ろくろ,横軸ろくろに分かれ,また単方向に回るものと両方向に交互に反復回転するものとに分かれる。(1)製陶(土器,陶磁器)用のろくろ 英語ではpotter’s wheel,ドイツ語ではTöpferscheibe,中国では均,鈞,陶車。単方向に回転する竪軸ろくろであって,円盤とその下面中心に下からのびる回転軸とから成る。…
※「均」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...