最新 地学事典 「埋没続成作用」の解説
まいぼつぞくせいさよう
埋没続成作用
burial diagenesis
堆積物が地表域の影響を受けなくなるほど埋没した際に始まる変質作用。温度・圧力の上昇によって堆積物が物理的・化学的に変化する,初期の続成作用を指す。脆弱な珪酸塩鉱物や炭酸塩鉱物の,溶解や新たな析出が起こると同時に,圧密作用による堆積物中の粒子の変形や粒子間孔隙の減少が進行し,堆積物の固結が進む。また,堆積物中の有機物が分解されて,炭化水素が生ずることもある。
執筆者:吉田 孝紀
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

