堀内雲鼓(読み)ほりうち うんこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「堀内雲鼓」の解説

堀内雲鼓 ほりうち-うんこ

1665-1728 江戸時代前期-中期俳人
寛文5年生まれ。京都にすみ,滝方山(ほうざん)にまなぶ。仏道帰依(きえ)し,愛宕(あたご)の里に迎光庵をむすんだ。雑俳(ざっぱい)の点者として活躍。有賀長伯(あるが-ちょうはく)にまなんで和歌にも通じた。享保(きょうほう)13年5月2日死去。64歳。大和(奈良県)出身別号に千百翁。編著に「やとりの松」「夏木立」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の堀内雲鼓の言及

【笠付】より

…雑俳様式の一つ。〈待兼て〉というような5文字の題に〈わざと寝言にいふ嫁入(よめり)〉(《奈良土産》)のように7・5の句を付け,その付合を楽しむもの。古くは〈五文字付〉〈烏帽子付〉〈かしら付〉とも呼び,江戸では〈冠(かむり)付〉が多く用いられた。元来,連歌俳諧の句の仕立方の練習に行われた〈切句〉をヒントに,前句付(まえくづけ)の簡略体として,1693年(元禄6)ころ京都の雲鼓(うんこ)らが発明。前句付に次ぐ雑俳の主要様式として,人情風俗を詠み,とくに上方で流行した。…

※「堀内雲鼓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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