堂島米会所(読み)どうじまこめかいしょ

百科事典マイペディア 「堂島米会所」の意味・わかりやすい解説

堂島米会所【どうじまこめかいしょ】

大坂堂島米市場の監督事務機関。1697年(元禄10年)淀屋(よどや)から堂島に米市が移ると,江戸の商人三谷三左衛門ほかに大坂米座御為替御用会所の設立が許され,米取引をとりしきった。その後も江戸商人に会所設立が許されたが,大坂商人はこれに強く反発,1730年になって大坂商人による米市場の運営が認められるようになった。のちにその事務を行うために堂島船大工町に会所を建設。米方年行司を責任者として問屋仲買米方両替などの株仲間統制,運営に当たった。明治以後は大阪堂島米商会所となる。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む