堅頭類(読み)けんとうるい(その他表記)Stegocephalia

精選版 日本国語大辞典 「堅頭類」の意味・読み・例文・類語

けんとう‐るい【堅頭類】

  1. 〘 名詞 〙 両生綱迷歯亜綱別称古生代デボン紀に発生し中生代三畳紀に絶滅した化石種からなる。頭が大きく、頭骨は堅い骨板でおおわれる。歯の表面が複雑に折れ込む。爬虫類へと分岐するもとになったものを含む。

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関連語 長谷川 名詞

改訂新版 世界大百科事典 「堅頭類」の意味・わかりやすい解説

堅頭類 (けんとうるい)
Stegocephalia

古生代デボン紀から中生代三畳紀まで繁栄した両生類一群。陸生四足(脊椎動物として最初に現れた大動物群で,堅い頭骨を備え複雑な椎骨をもっていた。これには迷歯類(亜綱)と空椎類(亜綱)Lepospondyliが含まれる。
迷歯類
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百科事典マイペディア 「堅頭類」の意味・わかりやすい解説

堅頭類【けんとうるい】

迷歯類

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「堅頭類」の意味・わかりやすい解説

堅頭類
けんとうるい

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世界大百科事典(旧版)内の堅頭類の言及

【迷歯類】より

…有尾型四足,頭はがんじょうな骨板でおおわれた頭骨をもち,頭形は時代とともに平坦化する。堅い頭骨をもつことから,空椎類(亜綱)Lepospondyliとともに堅頭類と呼ばれる。頭骨の頂上に第三の眼といわれる頭頂(松果)孔がある。…

※「堅頭類」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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