デジタル大辞泉 「椎骨」の意味・読み・例文・類語 つい‐こつ【椎骨】 脊椎動物の脊柱を構成する一つ一つの骨。椎体と背部の椎弓からなり、その間は椎孔ついこうをなす。各椎体は椎間板で連結され、管状となった椎孔の中を脊髄が走る。頸椎けいつい・胸椎・腰椎・仙椎せんつい・尾椎に分かれ、人間では31~33個ある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「椎骨」の意味・読み・例文・類語 つい‐こつ【椎骨】 〘 名詞 〙 脊椎動物の脊椎を構成する骨。椎間板をはさんで連絡し、身体を支えている。円柱状の椎体、背側の椎弓、およびそれから出る突起からなる。ヒトの場合、その所属する部位により頸椎(けいつい)、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨からなり、仙骨は仙椎五個、尾骨は尾椎三~五個が成長とともに癒合し単一化したものである。[初出の実例]「夫胸者、居二体之中一也。其為レ之者、肋骨、胸骨、椎骨之相擁也」(出典:解体新書(1774)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「椎骨」の意味・わかりやすい解説 椎骨ついこつvertebra 脊柱を構成する個々の骨をいい,脊柱はこの椎骨と椎間板とが一つおきに連結している。椎骨は椎体と椎弓とから成り,その間に椎孔が囲まれており,椎孔は連なって脊柱管となり,その管内に脊髄が通っている。椎骨には関節突起,横突起,棘突起があり,上下の椎骨は関節突起で連結している。脊柱の上から順に頸椎7個,胸椎 12個,腰椎5個,仙椎5個,尾椎3~5個がある。第1頸椎は環椎,第2頸椎は軸椎と呼ばれている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「椎骨」の意味・わかりやすい解説 椎骨ついこつ →脊椎 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の椎骨の言及 【脊椎】より …正しくは椎骨という。脊柱つまり背骨を構成する個々の骨。… ※「椎骨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by