デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「堤等琳」の解説 堤等琳(3代) つつみ-とうりん ?-? 江戸時代後期の画家。天保(てんぽう)(1830-1844)ごろの江戸の人。初代の門人とも2代の門下ともいう。3代等琳をついだとき江戸浅草寺に韓信の額を寄贈したという。絵馬屋,幟(のぼり)画,提灯(ちょうちん)画などをえがいた。堤流を代表する画家。字(あざな)は雪館。通称は吟二。別号に深川斎,秋月,雪山。 堤等琳(初代) つつみ-とうりん ?-? 江戸時代中期の画家。安永-天明(1772-89)ごろの江戸の人。雪舟の流れをくむ町絵師で,風俗画で一派をたてた。通称は孫二。 堤等琳(2代) つつみ-とうりん ?-? 江戸時代後期の画家。初代等琳にまなぶ。文化(1804-18)ごろの江戸の人。本姓は月岡。通称は吟二。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例