改訂新版 世界大百科事典 「塩化メチレン」の意味・わかりやすい解説 塩化メチレン (えんかメチレン)methylene chloride ジクロロメタンともいう。化学式CH2Cl2。融点-96.8℃,沸点40.21℃。メタンを光または熱により塩素化したのち精留して得られる。特有の香気をもつ無色,不燃性の液体で,水とはほとんど混ざらないが,有機溶剤とはよく混和する。抽出剤,反応溶媒などの溶剤として,また冷媒,発泡剤として用いられる。執筆者:中井 武 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「塩化メチレン」の意味・わかりやすい解説 塩化メチレンえんかメチレンmethylene chloride ジクロロメタンともいう。化学式 CH2Cl2 。無色の液体,沸点 39.95℃。有機物をよく溶かし,水よりも比重が大きく (1.37) ,水に難溶のため抽出溶媒として,特に油脂類の抽出に用いられる。またアセチルセルロースの溶媒として多量に使用されている。溶解力が大きく,洗浄剤としても使用されるが,毒性があり,注意が必要。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
化学辞典 第2版 「塩化メチレン」の解説 塩化メチレンエンカメチレンmethylene chloride [同義異語]ジクロロメタン 出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「塩化メチレン」の意味・わかりやすい解説 塩化メチレンえんかめちれん →ジクロロメタン 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by