塩田せつ(読み)シオダ セツ

20世紀日本人名事典 「塩田せつ」の解説

塩田 せつ
シオダ セツ

明治〜昭和期の教師 千葉県農会立家政女学校教諭



生年
明治20(1887)年3月29日

没年
昭和33(1958)年10月27日

出生地
千葉県印旛郡木下町(現・印西市)

旧姓(旧名)
飯田

学歴〔年〕
千葉県立女子師範学校〔明治37年〕卒

主な受賞名〔年〕
千葉県知事表彰〔昭和3年〕,千葉県教育会表彰〔昭和5年〕

経歴
明治37年成田尋常小学校に赴任し、以後、千葉県下の小学校・師範学校などの訓導・教諭を歴任。42年水産学校教諭の塩田愛隣と結婚したのちは、夫の赴任地である宮城県宮古や北海道の学校で教えた。大正8年夫の死去に伴い千葉県に帰り、布鎌尋常小学校訓導に就任。昭和4年には千葉県農会立家政女学校の教諭兼舎監となり、農村生活に根ざしたカリキュラムによる独自の女子教育を進めた。20年に退職。その間、教育功労者として千葉県知事や県教育会から表彰を受けている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「塩田せつ」の解説

塩田せつ しおだ-せつ

1887-1958 明治-昭和時代前期の教育者
明治20年3月29日生まれ。千葉県,岩手県,北海道で教師をつとめたのち,昭和4年千葉県農会立家政女学校の教諭兼舎監となる。16年にわたり全寮制による農村生活に即したカリキュラムで農村中堅女子育成につとめた。昭和33年10月27日死去。71歳。千葉県出身。千葉女子師範卒。旧姓は飯田。
格言など】ニコニコ イソイソ イキイキと呼べばこたえん腰軽く(自作の生活標語)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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