塵を切る(読み)チリヲキル

デジタル大辞泉 「塵を切る」の意味・読み・例文・類語

ちり・る

力士土俵上で取組に先立って、徳俵内側で、蹲踞そんきょし、手をすり合わせ、両手を広げ手のひらを返し、体の塵を取る動作。→塵手水ちりちょうず

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精選版 日本国語大辞典 「塵を切る」の意味・読み・例文・類語

ちり【塵】 を きる

  1. 相撲で「ちり(塵)」を行なう。
    1. [初出の実例]「塵(チリ)を切るのは身命塵芥(じんあい)の軽きに比したもので昔は命懸で土俵に登ったものである」(出典:相撲講話(1919)〈日本青年教育会〉相撲の沿革故実)

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