デジタル大辞泉 「売掛」の意味・読み・例文・類語 うり‐かけ【売(り)掛(け)】 代金はあとで受け取る約束で、商品を売ること。また、その代金。かけうり。⇔買い掛け。[類語]売り上げ・売れ高・水揚げ・商い・稼ぎ・益金 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「売掛」の意味・読み・例文・類語 うり‐か・ける【売掛】 〘他カ下一〙 うりか・く 〘他カ下二〙① 売ることを他に向かってはたらきかける。※滑稽本・古朽木(1780)四「二百六十本の桜を明き地せましと並べて、売かくれば」② 掛け売りをする。掛けで売り付ける。※雑俳・松の雨(1750か)「敵持とも知らずうかうか売掛る」 うり‐かけ【売掛】 〘名〙 手形や借用金証書を使わないで、あとで代金を受け取る約束で、商品を売り渡すこと。また、その代金。うりがかり。かけうり。売掛金。⇔買掛(かいかけ)。※蜷川文書‐八集・永正一七年(1520)三月八日「一、売懸買かけの事、先規無二沙汰一之条、不レ及二徳政沙汰一」 うり‐がかり【売掛】 〘名〙 =うりかけ(売掛)※浮世草子・日本永代蔵(1688)一「剰へ大分の売がかり数年不埒になりて」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報