夕菅(読み)ユウスゲ

デジタル大辞泉 「夕菅」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐すげ〔ゆふ‐〕【夕×菅】

ススキノキ科の多年草山野に自生し、高さ約1メートル。葉は線形初夏、鮮やかな淡黄色ユリに似た花が咲き、夕方開いて翌朝しぼむ。きすげ。 夏》

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精選版 日本国語大辞典 「夕菅」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐すげゆふ‥【夕菅】

  1. 〘 名詞 〙 ユリ科の多年草。主に本州四国九州山地に生える。ノカンゾウ一種。高さ〇・六~一・五メートル。葉は線形で、長さ三〇~四〇センチメートル。初夏、ユリに似た淡黄色の筒状花横向きに咲く。花は夕方開き翌朝しぼむ。漢名、麝香萱。きすげ。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「薊の花やゆふすげにいりまじり 稚い いい夢がゐた」(出典:萱草に寄す(1937)〈立原道造〉 Sonatine No.l )

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動植物名よみかた辞典 普及版 「夕菅」の解説

夕菅 (ユウスゲ)

学名Hemerocallis citrina var.vesperitima
植物。ユリ科の多年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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