外国人叙勲(読み)がいこくじんじょくん

勲章・褒章がわかる事典の解説

がいこくじんじょくん【外国人叙勲】

叙勲の形態の一つ。1888年(明治21)の「外国人叙内則」で運用が定められた。それによれば、君主、大統領などの元首に対しては大勲位クラスの勲章を贈る、また大使や公使などに対しては駐日の年数などを考慮して勲等を決め退任時に贈る、民間人の場合は親日貢献度や国際的また本国での地位を考慮して勲等を決めるなどとなっている。この内則は現在も踏襲されており、外国人叙勲は、来日した皇族国賓への儀礼叙勲と、公職・民間人の功労に対する功績叙勲の2つが柱となっている。いずれの場合も外務大臣の推薦にもとづいて行われるが、在外者はおおむね50歳以上、在日者はおおむね65歳以上が対象となる。後者の功績叙勲については、1981年(昭和56)の秋からは春秋叙勲と時期を合わせて実施するようになっているが、来日や離日の機会に個別に勲章を授与することもある。

出典 講談社勲章・褒章がわかる事典について 情報

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