夜泊(読み)ヤハク

デジタル大辞泉 「夜泊」の意味・読み・例文・類語

や‐はく【夜泊】

[名](スル)夜、船を停泊させること。また、船の中に泊まること。「湾内夜泊する」

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精選版 日本国語大辞典 「夜泊」の意味・読み・例文・類語

よ‐どまり【夜泊】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 夜、外泊すること。夜、宿泊すること。とくに遊里などに泊まること。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「夜泊(ヨドマ)りの翌日は、宿酔の頭痛抹額(はちまき)」(出典滑稽本・大千世界楽屋探(1817)下)
  3. 船が、夜間に停泊すること。夜間を停泊してすごすこと。
    1. [初出の実例]「橋の下に夜泊(ヨドマ)りする荷船の燈火が」(出典:すみだ川(1909)〈永井荷風〉二)

や‐はく【夜泊】

  1. 〘 名詞 〙 夜、船を碇泊させること。夜、船をとめてその中で泊ること。〔日葡辞書(1603‐04)〕 〔賈島‐送沈鶴詩〕

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普及版 字通 「夜泊」の読み・字形・画数・意味

【夜泊】やはく

夜、舟に宿る。唐・許渾〔夜、松江の渡を過(よぎ)り、友人に寄す〕詩 南湖風雨、一たび相ひ失ふ 夜、に泊して、心渺然(べうぜん)たり

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