大元帥の法(読み)タイゲンノホウ

デジタル大辞泉 「大元帥の法」の意味・読み・例文・類語

たいげん‐の‐ほう〔‐ホフ〕【大元帥の法】

正月8日から14日までの7日間、宮中治部省後世は醍醐理性院)で、国家鎮護のために大元帥明王本尊として行った修法敵国降伏を祈願して臨時に行うこともあった。

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精選版 日本国語大辞典 「大元帥の法」の意味・読み・例文・類語

だいげん【大元帥】 の 法(ほう)

  1. 正月八日から一四日までの七日間、宮中の常寧殿(後世は醍醐理性院)において、宝寿無窮、国家鎮護のため大元帥明王を本尊として行なった修法。天皇御衣を箱に入れ緋(ひ)の綱で結び、蔵人が封をして治部省でお祈りをし、結願の日にもとへ返上する。敵国降伏を祈願して臨時に行なうこともあった。《 季語新年 》 〔延喜式(927)二一

だいげんすい【大元帥】 の 法(ほう)

  1. だいげん(大元帥)の法

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